初恋・シンドロームをプレイして思ったこと
感想ではないです。ネタバレもなし
執筆者:やーみ@Suxamethonium28
「思春期」という単語がある。その国語的な意味は以下に示すとおりである。
ししゅん き [2] 【思春期】
児童期から青年期への移行期。もしくは青年期の前半。第二次性徴が現れ,異性への関心が高まる年頃。一一,二歳から一六,七歳頃をいう。春機発動期。青春期。
(以上三省堂大辞林より(1))”
さてこの「思春期」は、「春」を「思う」「時期」と表記する。そして「春」という字には「売春」という単語然り、性的なニュアンスが存在する。「思春期」という単語の意味から考えると、上述の「異性」のことをして「春」と言わしめているわけで、なかなかキレイな日本語ではないかと思ったりもする。
閑話休題。この作品はそんな思春期にまま見られる恋愛模様を描いている。よく「初恋は実らない」と言う(2)が、そんな初恋に右往左往させられる様子はおよそ通常の状態とはかけ離れているという意味においてまさしく「初恋・シンドローム(症候群)」と呼ばれてもいいものであろう。なかなか妙なタイトルを付けるものである。
(1)Weblio 思春期
https://www.weblio.jp/content/%E6%80%9D%E6%98%A5%E6%9C%9F
(2)マイナビニュース 初恋は8割が実らないと判明 - その理由は?
https://news.mynavi.jp/article/20150217-a423/